海外の二次創作作品、ドラゴンボールマルチバースではベジットが合体したままの世界というものがでてきて、それが物語の根幹となっていました。

この発想に大変面白いと感銘を受けましたので、自分も、悟空と悟飯の間でポタラ合体が起こり、その合体が解けずに続いた世界があったとしたら、という展開を最近の公式の傾向を参考にして、考えてみました。

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以前にも悟空、悟飯が合体した世界を筋書き形式で書いてみましたが、あれは途中で原作のように分離し、それ以後、合体はしない世界として考えました。

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二人が合体した姿、ゴクウハン(自分的には名前はこれかなぁと思う)合体までの経緯は上の記事で書いたもので差支えないのでそこから続けたいと思います。
今回はその中の、仲間を助けるためにブウの体内に吸収されるところから分岐させます。

上の記事内では合体の続行を妨げるために悟飯のポタラをブウが奪う事にしましたが、これをブウが行わない、もしくは悟飯が回避する事で、脱出後の合体を可能にします。

合体してしまえばおそらく純粋ブウにも勝つ事は難しくないでしょうし、完全に消滅させてしまうでしょう。

となると、平和は訪れ、原作のようにドラゴンボールを用いた復興が起こるはずですが、二人は合体したままです。
と、以前ならそれでよかったのですが、最近の公式作品において神以外の人間がポタラで合体した際は時間経過で合体が解けるという要素が追加されましたので、少しひっかかりができてしまいます。

というわけで、今回の二次創作にあたって、原作終了後の作品で見られたいくつか設定に対して個人的な取捨選択を行い、採用する設定を明確にしたいと思います。

・設定

〈改変する公式の設定 〉

・ポタラ合体後の時間制限の排除
・ポタラ合体した者のドラゴンボールによる分離を無効化

・ゴッドの儀式を廃止
・超サイヤ人時の界王拳の使用不可


ポタラの合体は老界王神が言ったように永遠。
時間制限はなく、神々のアイテムによる合体は人類が作り出したドラゴンボールの効果では作用できない。
よって合体はマルチバースのベジットのように解ける事はないという自分設定でやっていきたいと思います。


悟空と悟飯が合体したままなら、パンは生まれる事はないと自分には思えるので{同様にベジットが合体したままならブラは生まれないと思ってる(個人の見解)}、神と神でのゴッドの儀式には人数が足りないのと、あまり面白い設定とも思えないので、この儀式自体をないものとして扱います。


ゴッドの力は、人が力を極めた末、神(ゴッド)の領域まで到達してしまった姿。
その際、神、界王神、(創造神)等の側の気、オーラは赤で、破壊神のオーラは青と差別化する。という設定。


悟飯のアルティメット化から生じた、超サイヤ人でない正道の方向で極めたゴクウハンは赤いオーラのゴッド、神に言わせれば邪道である超サイヤ人の力を極めたベジットは赤でなく、青いオーラのゴッドとなった。という設定。



・物語の展開

話を展開させるとしたら、新たな宇宙の脅威や道を外れた神等とのそれぞれの戦いの中で、ゴッドに目覚めた事で、ゴクウハンは神側、創造神(界王神以外の何者か)、ベジットは破壊神側の目に留まり、接触が生まれ、力を測る等何らかの理由を設けて戦いが起こる。等というのはどうか、

その後、力、存在を認められた二人がそれぞれの次期後継者としてみなされ、次の新たな脅威に協力して立ち向かう。とか。。

後継者と言われても素直に受け入れるか拒むかは分からないし、それぞれ違うだろうが。
ゴクウハンはともかくベジットは断りそうな気がする。


・能力面
強さ、能力面について、両者がそれなりに拮抗する感じで、比較して考えてみた。


赤のゴッド、ゴクウハンは超サイヤ人になる事は出来ないが、以前よりも高負荷に耐える事ができる界王拳と、気を集める時間を短縮した元気玉、また、元気玉をその身に取り込む等の戦術をとる。

青のゴッド、ベジットは界王拳や元気玉と相性が悪く使えないが、今まで通り超サイヤ人としてゴッドの2、ゴッドの3と強化を繰り返し、純粋な力を上昇させる。
また破壊神のように破壊の力、技も使えるようにしてもいい。

創造と破壊が対になっているように、両者が正と負、創る、分かち合う力と壊す、奪う力という対極の強さを身につけていくという設定はどうか。

ここまで強くなってしまうと、単純に戦闘力で量りあうよりも含みが生まれたほうが面白いと思ったので。


以上
少し変な記事になりましたが、
ドラゴンボール 二次創作】 ゴクウハン ~悟空と悟飯 ポタラ合体したままの世界~でした。



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